「報・連・相」が少ない人、多い人、それと私

cover image from Unsplash

Photo by Wynand van Poortvliet on Unsplash

本記事について

仕事における「報・連・相」について、私が多様なメンバーとの関わりから感じたこと、メンバーごとにどう関わるようにしているかについて紹介する。

「報・連・相」が少ない人

報告・連絡が少ないので進捗が全然わからない。
工程管理する立場としてそれでは困るので、こちらから問い合わせることが多い。

相談も少なく、一人で問題解決することが多いように見える。
時間をかけることで一人でも解決できるのだが、とはいえ誰かに相談すればすぐ解決しただろうにと思うケースも少なくない。

「報・連・相」が少ない人に対する私の印象は以下の通り。

「報・連・相」が少ない人との関わり方

プロジェクトにガントチャートを導入し、各メンバーの進捗状況を見える化した。
タスクが完了したらガントチャート上でステータスを変更する。これにより、メンバーからの報告・連絡がなくとも進捗を把握できるようになった。

また、本人に対して「報・連・相」が少ないように見えると直接伝え、自分ではどう思っているのか尋ねてみたことがある。
本人の考えを聞き、報告・連絡・相談は十分行なっているつもりであるとのこと、相談しようにも何が問題なのかもわからなくて相談できないことも時々あるということがわかった。
そこで、相談する条件を決めたらどうか、具体的には一つのエラーで1〜2時間経っても解決しなかったら誰かに相談しても良いのではという提案をした。
加えて、私からも一定間隔で話しかけて困ったことがないかを聞くことにした。

「報・連・相」が多い人

報告・連絡が多いので進捗がよくわかる。管理する立場としては安心感がある。
また、タスクが完了した旨と共に懸念点なども伝えてくれるので、こちらとしては潜在的な問題を把握できるし助言もしやすいのがありがたいなと感じた。

…のだが、頻繁に話しかけられるとその度に自分の作業は中断されてしまう。 頻繁にコミュニケーションをとっていると余計な話までしてしまいがちで、お互いの時間を使いすぎていることに問題を感じるようになった。

「報・連・相」が多い人に対する私の印象は以下の通り。

「報・連・相」が多い人との関わり方

今までコミュニケーションは対面100%だったが、これを一部チャット上で行うことにした。
これにより自分のタイミングで確認・返信ができ、用件以外の余計な話はせずに済むようになった。

このやり方は対面とチャットの使い分け方が重要なポイントになると思うのだが、その塩梅については現在模索中である。

最後に

「報・連・相」が少ない人・多い人それぞれの印象を書いてみたら、「報・連・相」が少ない人の方が悪く見えるような内容になってしまった。
ちなみに自分自身も「報・連・相」が少なめのタイプである、ということを加筆しておきます。

この記事の主張は、部下がどういうタイプであれ自分の関わり方次第で業務を進めやすくできるのではないかということである。
この記事が悩めるマネージャーの方々の参考になれば幸いである。